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中学生でもわかる外為講座 > 外為の基礎知識

ポジションとは何?

ポジションとは、外国為替証拠金取引をおこなうことで保有している外貨の持ち高のことです。
そして、ポジションは、取引(売買)をおこなう状況に応じて、様々な呼び方があります。

新しく外貨を売買する場合は、ポジションを建てる、ポジションメイク、ポジションを取ると表現します。

外貨を買うことを、買いポジションを建てると呼び、買いポジションを建てている状態をロングポジションと呼びます。
外貨を売ることを、売りポジションを建てると呼び、売りポジションを建てている状態をショートポジションと呼びます。
また、どちらでもない(外貨を買うでもない、売るでもない、ポジションを取っていない状態)をスクエアと呼びます。
ロングポジション(買いポジションを持っている状態)で、買いを増やすことを、ポジションを膨らますといい、逆に、売りを入れることを、 買いを減らすという意味で、ポジションを減らすといいます。

FXでは、このように投資家がどのような買い建て・売り建てを行っているかという状況をポジションとして表現しています。

以上の他にも、自分のポジションにとって有利な発言をすることや、有利な条件を追いかけることを、ポジショントークと呼んだりします。

格付けとは何?

格付けとは、元金や利息の支払い能力や債券の信用力の安全性などを総合的に分析してランクづけし、アルファベットなどわかりやすい記号で表示したものです。
つまり、確実に元金や利息を返してくれるのかという、債券の安全性をわかりやすく評価したものが格付けですね。

格付は信用リスクを測るための重要な指標になり、格付機関が評価しています。
格付けの特徴としては、一時的な収益力の高さや成長性よりも、長期的な財務の安定性を重視する傾向があり、長い歴史をもつ会社が高い格付けを取得する傾向があるようです。
また、発行体の信用状態の変化により、発行時期の格付から債券自体の格付も変化することがあります。

格付け機関とは、国や企業の発行する債券などの情報を集めて、信用力を評価し、格付を発表する民間企業のことで、下記のようなものがあります。
格付投資情報センター(R&I)
スタンダード&プアーズ(S&P)
日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ

為替差益・為替損失って何?

為替差益とは、為替相場(レート)の変動によって発生する利益のことですね。

例えば、為替相場が1ドル=100円の時、10万円で1千ドルを買って銀行に預金し、その後、円安が進み1ドル=110円なった時に預金を引き出したとします。
この場合、預金しておいた1千ドルは、11万円になって戻ってきますね。
ということは、預金した10万円が11万円に化けて、1万円の利益が出たことになります。
この1万円が為替差益ですね。

逆に為替差損とは、為替相場(レート)の変動によって発生する損失のことですね。
預金した時よりも円高が進んでしまった場合は、為替差損が発生しますね。

主な外貨の種類と特徴

●必ず知っておきたい基本的な外貨

・アメリカドル(米ドル)

もっともなじみの深い経済大国であるアメリカの通貨ですね。
世界中の貿易や取引に利用されている基軸通貨で、取引量は世界NO.1。
米国内の経済指標や政策、国際情勢の影響を受けて為替レートが変動するという特徴を持っています。

・ユーロ

EU加盟国の約半数の国で使用されている通貨です。
EU(欧州連合)の内、統合通貨ユーロを使用しているのは、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど計12カ国(2004年末現在)
1999年に導入されて以来、米ドルに次ぐ基軸通貨としての地位を固めつつあります。
ヨーロッパ、特にドイツの景気動向により為替レートが変動しやすいという特徴があります。
また、ここ数年は米ドルと逆の動きをする傾向があるようです。


●その他の外貨

・オーストラリアドル(豪ドル)

石炭や石油、鉄鉱石などの資源に恵まれた資源国であり、国内景気も好調であることから将来性が高く、上昇傾向を続けているようです。
また、農業も盛んで、穀物や原油などの商品市況の影響を受けやすいという特徴をもっています。
高金利が魅力ですが、値動きが荒いという特徴もあるようです。

・ニュージーランドドル (NZドル)

オーストラリアとの貿易量が多く、産業の構造も似ていることから、オーストラリアドルと似た動きをすることが多いようです。
高金利がなんといっても魅力です。

・カナダドル(加ドル)

アメリカとの結びつきが強く、米ドルの動きに連動する傾向があるようです。

・イギリスポンド(英ポンド)

かつては基軸通貨だったのですが、現在は流通量も減りました。
比較的高金利ですが、値動きが荒いという特徴があります。

・スイスフラン(CHF)

永世中立国であるスイスの通貨、フランは安全通貨として、、戦争やテロなどの有事の際に逃避先として買われ人気上昇する傾向があるようです。

・香港ドル

ドルペッグ制のため、米ドルの動きに連動しています。

スプレットとは何?

スプレットとは、外国為替証拠金取引(FX)における外貨の「売値と買値の差」のことです。

外貨の価格は、売るときの価格と買うときの価格に差がありますね。

よく、ニュースなどで「現在の東京外国為替市場は、1ドル118円20銭から25銭で推移しています」などと報道されているのを聞いたことがあると思います。

これがスプレットを表していますよね。

例えば「118.20-118.25」と提示された場合、ドルを売る価格が「118円20銭」で買う価格が「118円25銭」となります。

そして、スプレットは、1ドル当たり−5銭(118円20銭−118円25銭)ですね。

つまり、、同一時点で売り買いをすると、スプレット分がマイナスとなって損してしまいます。
これは、為替手数料のようなものなので止むを得ません。

また、このスプレットは、FX取引業者ごとに自由に決めることができ、業者によってスプレットの開き(価格差が大きい小さい)があるので、できるだけ小さいものを選びたいですね!

スワップポイント(スワップ金利)とは

スワップポイント(スワップ金利)とは 、外国為替取引における2つの通貨の金利差のことです。

低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うと、その金利差分をスワップポイントとして受け取ることができます。

日本はお金を銀行に預けても利息がほとんど付かないですね。
銀行の定期預金に1年間預けても、0.2%〜0.6%くらいの利息です。

しかし、ニュージーランド(ニュージーランドドル)では7.25%の利息
オーストラリア(豪ドル)では、6.00%の利息
アメリカ(米ドル)では、5.25%の利息
(2006年10月現在)

日本円の金利(公定歩合)が0.4%なので、日本円でニュージーランドドルを買うと6.85%(7.25%−0.4%)の金利を受け取ることができます。

でも反対に、ニュージーランドドルで日本円を買うと6.85%の金利を支払わなくてはなりません。

外貨を購入するには?

銀行や証券会社、外国為替証拠金取引業者で口座を開設して、「どこの国の外貨をどれだけ購入する」かを注文します。

なお、金融機関での外貨の売買は手数料(為替手数料)が取られます。
銀行では、米ドルを1ドル購入するのに1円の手数料がかかるのが相場です。

仲値、TTS、TTBとは何?

仲値(なかね)とは、電信中値相場ともいわれ、TTSとTTBの平均値のことです。
仲値はTTMと呼ばれます。


TTSとは、対顧客電信売相場ともいわれ、金融機関が顧客に外貨を販売する(円を外貨に交換する)際に適用される為替レートのことです。

TTSは、TTMに為替手数料を上乗せしたレートになります。


TTBとは、対顧客電信買相場ともいわれ、金融機関が顧客より外貨を買う(外貨を円に交換する)際に適用される為替レートのことです。

TTBはTTMから為替手数料を差し引いたレートになります。

為替手数料とは?

為替手数料(かわせてすうりょう)とは、円と外国通貨を交換する際に銀行に支払う手数料のことです。

為替手数料は通貨や銀行によって異なります。

米ドルと円の交換では、為替手数料は1ドル当たり1円が多く、ユーロでは1円〜1円50銭くらいという銀行が多いようです。


ここで、問題!

米ドルの為替手数料が1ドル当たり1円、外国為替レート(1ドル=120円)の場合

・1ドルを買うためにはいくら必要でしょう?
120円+1円=121円

・1ドルを円に交換するといくら手に入るでしょうか?

120円−1円=119円

ですね!

レバレッジ効果とは何?

レバレッジ効果とは、少額の証拠金(保証金)を差し入れて、その数倍〜数十倍の外貨売買を行うことができる仕組みを指します。

レバレッジとは英語で「てこ」という意味です。
「てこ」を使うと、小さな力で大きな重いものを動かすことが出来ますね。

なので、金融取引では、少ない資金でより大きな効果が得られる可能性がある仕組みを「レバレッジ効果」と呼んでいます。

外貨預金とは何?

外貨預金(がいかよきん)とは、米ドルまたはユーロなどで銀行に預け入れる預金のことですね。

通常私たちは日本円で預金しています。
が、日本円ではなく、ドルやユーロなどの外国の通貨単位で預金することが外貨預金なのですね。

預け入れの際の外貨への交換、引き出す際の円への交換は、市場の為替相場(レート)によって決まります。

円高・ドル安とは?

円高・ドル安とは、円の貨幣価値が、ドルの貨幣価値に対して相対的に高くなることですね。

例えば、

1ドル=120円が1ドル=100円になったとすると、1ドル支払えば120円買えたものが、100円しか買えなくなってしまうわけですから、円がドルの貨幣価値に対して高くなった(ドルが円の貨幣価値に対して安くなった)ということですから、

これは、円高・ドル安ですね!

逆に、1ドル=100円が1ドル=120円になったとすると、1ドル支払えば100円買えたものが、120円も買えてしまうわけですから、円がドルの貨幣価値に対して安くなった(ドルが円の貨幣価値に対して高くなった)ということですから、

これは、円安・ドル高ですね!

外国為替市場とは?

外国為替市場(がいこくかわせしじょう)とは、外国為替の売買が行われ、為替相場が形成される市場です。
外為(がいため)市場や為替市場と呼ばれることもあります。

「市場(しじょう)」と聞くと、証券取引所のようなところを想像しませんか?
でも、「外国為替市場」という実際の建物や場所があるわけではありません。
外国為替は電話やコンピューター端末を使って、毎日24時間眠ることなく取引されています。
日本はもちろん、世界各国で取引がおこなわれています。
このように世界中で行われている外国為替の取引全体を総称したものが、外国為替市場なのです。

東京・ニューヨーク・ロンドンは世界の3大外国為替市場と呼ばれています。


外国為替市場はインターバンク市場( 銀行間市場 )と、対顧客市場の二つに大別されます。

インターバンク市場では銀行と銀行の間で取引が行われ、
対顧客市場では銀行が顧客に対して取引を行っています。

通常、外国為替市場という場合にはインターバンク市場を指しています。

何故、為替相場(レート)は変動するのか?

為替相場(レート)は、常に変動します。

ある通貨への需要(買い)が多くなると、その通貨のレートは上がります。

ある通貨への供給(売り)が多くなると、その通貨のレートは下がります。

円を売って米ドルを買いたい人が増える ⇒ 円の供給が多くなる・米ドルの需要が多くなる ⇒ 円安・ドル高に向かう

米ドルを売って円を買いたい人が増える ⇒ 米ドルの供給が多くなる・円の需要が多くなる ⇒ 円高・ドル安に向かう


為替レートの変動要因には、以下のようなものがあります。

1.金利
  通常、高金利国の通貨に対しては需要が多くなる
2.景気動向と株価
  好景気・高株価国の通貨に対しては需要が多くなる
3.中央銀行の市場介入
4.チャート(相場推移のグラフ)
5.要人発言
6.持ち高の偏り
  持ち高とは、円とドルの取引であれば、ドルの上昇を見込みドルを買っている(ドルの買い持ち)、
  または、ドルの下落を予想しドルを売っている(ドルの売り持ち)という状態です。
7.戦争・国際紛争・テロ・自然災害
8.アメリカの経済指標
9.アメリカの政治・通貨政策

外国為替相場(外国為替レート)って何?

外国為替相場(がいこくかわせそうば)とは、異なる国の通貨を交換する交換比率のことです。

1ドル=110円のように表示されます。

外国為替相場は、為替レート または レートとも呼ばれます。

外国為替取引は世界各国で行われているため、24時間眠ることなく取引が続きます。

そのため、外国為替相場も常に変動しています。

外国為替証拠金取引(または外国為替保証金取引)って何?

外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき) または 外国為替保証金取引(がいこくかわせほしょうきんとりひき)とは、
一定の証拠金(保証金)を担保に、、その証拠金の数倍〜数十倍もの取引単位(金額)で外国為替(外貨)の売買を行なうことができる取引です。

一定の証拠金(元本の5-10%程度といわれます)を担保として差し入れれば、その数倍〜数十倍の金額の外貨を売買することができ、利益を狙うことができます。

つまり、小さな資産(証拠金)で大きな取引(外貨の売買)を可能にすることで儲けを狙う取引ですね。

為替証拠金、為替保証金、通貨証拠金、外為証拠金、外為保証金、FXなど様々な呼び名がありますが、全部同じ意味です。

外国為替証拠金取引(または外国為替保証金取引)は、1998年の「外為法」、外国為替及び外国貿易法の改正により誕生しました。

この改正によって、それまで銀行が独占していた外国為替業務を自由化し、何人も自由に為替の取引を行うことが可能になったのです。

外貨とは?

外貨とは、外国の貨幣ですね。

ドルやユーロが代表的な外貨ですね。

   ドル    ⇒  アメリカ(米ドル)、カナダ(カナダドル)、オーストラリア(豪ドル) などなど。   
   ユーロ  ⇒  ヨーロッパのEU(欧州連合)の単一通貨
            ベルギー、オランダ、イタリア、スペイン、フランス、ギリシャ、ドイツ、オーストリア
            などなど。
            イギリスはGBP(= Great Britain Pound)で、ユーロではありません。

外国為替って何?

外国為替(がいこくかわせ)とは、通貨を異にする国際間の貸借関係を、現金の送付によらず債権(主に為替手形)の譲渡により振替決済する手段をいいます。
「大辞林より」

ちょっと難しいですか?

では、簡単にいきます。

外国為替(がいこくかわせ)とは、異なる国の通貨(日本円、アメリカドル、ユーロなど)を電信為替などの為替手形で交換することです。

外国為替を略して外為(がいため)と言います。

正式には、外国為替手形(がいこくかわせてがた)と呼ばれます。

外為って何?

外為(がいため)とは、外国為替(がいこくかわせ)の俗称です。
「大辞泉より」

英語では、「foreign exchange」といいます。

広い意味では、外国為替を用いた取引である「外国為替証拠金取引(または外国為替保証金取引)」を指すこともあります。
金融取引をする人にとって、これが一般的な外為(がいため)の意味ですね!

「外国為替証拠金取引(または外国為替保証金取引)」は、FX(エフエックス)とも呼ばれますね。

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